確かに、エクササイズや手技を行うと身体が整ったような気がします。しかし、多くの場合は「気がするだけ」です。
なぜなら単に「触れる・動かす」というだけでは構造的力学の観点が欠けているから。それでは本当にクライアントが必要としている根底の問題にたどり着くことができません。
備えあれば憂いなし、といいますが人の身体と向き合うときに「アプローチ方法を多く知っているから安心」という考え方は危険をはらみます。
なぜなら、基本的な生理学的、力学的視点を無視したアプローチ方法は、不必要な刺激となり、エラーの刷り込みとなるからです。
確かに不必要な痛みからの解放は一つのゴールです。しかし「楽になれば良い」というのは身体を扱う責任ある立場としては少々楽観的ではないでしょうか。なぜなら「楽」はあくまでも主観であり、再現性に欠けるから。
本当に大切なことは、クライアントが望む動作を無理なく行うための力学を理解することからはじまります。
わたし達の身体の中で起こっている基本的で大切なこと
理学療法士 得原藍
〜身体的力学の理解と構造的視点によるアプローチ〜
✅ 重心について理解を深めることができる
✅ 重心移動について理解を深めることができる
✅ 重心移動へのアプローチについて理解することが出来る
✅ バランスを崩すということがどういうことかわかる
✅ バランスを取れないとはどういうことかがわかるようになる
✅ 自分の体の届く範囲(キネスフィア)について理解が深まる
✅ 代表的なバランステストの方法、及びその解釈からアプローチへの一連の流れがわかる
✅ バイオメカニクス的視点を持つことが出来るようになる
✅ 安全で実践的なアプローチについて学ぶことができる
✅ 他の参加者と共に意見を交換したり、実際に身体の反応を見比べることができる
✅ and more...
大学でアメリカンフットボール部の学生トレーナーを経験。卒業後一旦就職するも、アスリートのメディカルリハビリテーションに携わることを夢見て退職、国立大学にて理学療法士免許取得。その後総合病院勤務。
2013年にバイオメカニクスの分野で修士号を取得、理学療法士養成校の教員となり現在に至る。 本業と並行して、二度目の学生時代からアメリカンフットボールのプライベートリーグにて試合帯同トレーナーを経験、甲子園地方予選や全国中学校サッカー大会などに理学療法士として参加。
現在は教員としての勤務の傍ら、訪問リハビリに従事しており、臨床経験を継続して積んでいる。
またヨガ・ピラティスのインストラクターやスポーツシューフィッターに向けてバイオメカニクスの講義を行ったり、東京都の依頼で東京国体にボウリング都代表の帯同トレーナーとして参加するなど、直接的・間接的にスポーツの現場に従事。
ムーブメントトレーニングに必要な基本的な身体運動科学の知識を提供するために、SOMのExercise Science Fundamentals担当ディレクターを兼務。
専門のバイオメカニクスの知識を現場でいかに生かすかを伝えながら、身体運動を理解するための基本的な運動学・生理学的知識を持つ指導者の育成を行う。
お昼休憩1時間含む。
終了後懇親会(希望者のみ)
東京都目黒区中目黒3−1−5 4階
銀行振込、クレジットカード(Visa, Master, Amex)
50% Complete
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